四季折々の楽しみ方
ときの流れを愛でるひとときを
文化財に泊まることで見えてくる、夜、そして朝の美しさがある。
月が主役の街とお屋敷
365日、様々な角度から上がってくる月。
柳川は平地であり高い建物がないため空が広く、月をより間近に感じられます。
そして、柳川はお堀という水辺が張り巡らされた町。
月と掘割の風景は日本百名月に選ばれ、水面には美しい月が寄り添います。
お月見テラス
ここから見える美しい月に感動し、月に対する館、「対月館」と16代当主により名付けられたお月見テラスにてドリンクを愉しんでいただけます。
大広間から眺める月
大広間の縁側に出ると、月の満ち欠けによってはかがやく月を見つけることができます。約100畳の大広間でゆったりとお過ごしください。
秋は澄んだ空気を感じて
西洋風のお舟でピクニック
移り変わる情景を愉しむ、特別なピクニック。
夜西洋のガーデンピクニックをイメージーしたしつらえのお舟でテイクアウトした商店街の気に入ったスイーツを。
水の流れのないお堀が町中に張り巡らされている柳川だからこそ楽しめるプランです。
鏡張りのような美しい水辺を眺め、心地よい風を感じながらゆらゆらとお舟でのひとときをお過ごしいただけます。
※現在新規のご予約を停止中です。
実施時期:3月~5月/9月~11月上旬
1年で最も美しい月を眺めて月見酒
柳川の美しい月を見上げて、月見酒をお舟の上で
夜はお堀が水名月百選にも選ばれた、水郷柳川に出づる月を、貸し切り舟で。
夜のお堀に移る夜空と、お月様を愉しむ。そんな優雅な舟遊びをお愉しみください。
空が広い柳川で見る月は、ひときわ大きく格別の景色です。
大名家文化を愉しむ「能公演」
⼤名家にとって能は、武家⽂化を表す「式楽」としてとても⼤切な儀式でした。
柳川藩主であった⽴花家も能を⼤切に継承しており、代々「喜多流」の能を守ってきました。
かつて、殿様が嗜んでいたような体験をあなたに。
御花の能の歴史が再び紡がれていく、特別な一夜をお届けいたします。
柳川だからこその冬の愉しみ
立花伯爵家が愛した「鴨鉄」〜旧大名が誇る、おもてなしのジビエ料理〜
御花では鴨の狩猟解禁に伴い、有明海に飛来するマガモを、伯爵家で愛されてきた独自のレシピで調理する「鴨鉄」(鴨鉄板焼き)を提供しております。
野生のマガモ肉は、鳥の肉の中でも特に美味であると言われる高級食材です。カモ肉は古くから日本で好まれていましてが、現在はマガモとアヒルを交配させた「アイガモ」が用いられるばかりで、野生のマガモ肉によるジビエ料理を口にできる機会は希少です。
実は、御花の「鴨鉄」は、有明海での狩猟を趣味とした立花家15代当主・立花鑑徳伯爵が、自らの手で調理して、皇族の方々にも召し上がっていただいたこともある、こだわりのレシピによるものです。
「薄く切ったカモ肉を薄醤油につけておいてさっと鉄板であぶる。」焼きすぎると肉が締まってしまうため、焼き色がつく頃が一番美味しくカモ肉を味わえます。噛めば噛むほど溢れ出る野趣の旨み。ほかでは堪能できない特別なジビエ料理は、この時期ならでは、「御花」ならではの殿様料理です。
時期:11月15日~2月15日まで
こたつ舟でアツアツのお団子を
寒い冬だからこそ楽しい、こたつ舟にアツアツのお団子
柳川の冬の風物詩である「こたつ舟」。
炭をおこし、火鉢でこたつを温める昔ながらのぬくもりを愉しめます。
冬の澄んだ空気の中をこたつ舟でゆったりと流れゆく景色を楽しんだり、
お団子を炭火で焼いてあつあつをいただいたり・・・といった、冬だからこそ愉しめるプランです。
春はさげもんで華やかに
中山大藤まつり
柳川では桜が終わると「藤」が彩ります。
立花家14代が尽力した、日本で初めての民間農事試験場の跡地である立花いこいの森公園の隣にございます、「中山の大藤」。
淡く美しい花を咲かせる藤ですが、寿命は人よりもはるかに長く、写真の中山の大藤はなんと300歳にもなると言われています。
元々は熊野神社の境内にあり、江戸時代に大阪から持ち帰ったものを植えたと伝えられており樹齢はなんと約300年です。
夏は夜、花火や妖怪を愉しんで
立花家のお盆
旧柳川藩主・立花家のお盆では「立花家のご先祖」および「旧柳川藩戦没者」を供養します。
ひまわり園
有明海に面する干拓地の5haの畑に約50万本のひまわりが咲き誇ります。
青い空と一面に広がる黄色のコントラストを是非ご覧ください。