藤の花の季節がやってきます
桜の頃が終わると、美しく咲き乱れるのが「藤」。
立花家は藤の花が好きで東庭園には多くの藤棚が現在も美しい花を咲かせています。また、西洋館に合わせて特別にあつらえられた洋食器「染付藤文ディナーセット」は、藤の花と立花家の家紋「祇園守紋」を巧みに組み入れて作られており、藤への想いを感じられます。
※現在立花家史料館にて実物のディナーセットをご覧いただけます
※通常でこちらのディナーセットでの提供は行なっておりません。
■第21回中山大藤まつりを開催
樹齢約300年になる福岡県指定天然記念物「中山大藤」。6本の木が藤棚に枝を広げ、約20万本の花房が咲き誇ります。
新しい五千円札に描かれるのが大阪の野田の藤ですが、江戸時代、この藤のあまりの見事さに心を奪われ、藤の実を持ち帰り植えたことがこの中山大藤の始まりなのだとか。
場所は、立花家14代が尽力した、日本で初めての「民間農事試験場」の跡地である立花いこいの森公園の敷地内です。
見事な藤のライトアップや、藤棚の下でお食事もできるようなので、ぜひお楽しみください。
また、隣接するみやま市の「清水山ぼたん園」との花観覧合同企画として、大藤とぼたん園を結ぶシャトルバス(無料)が運行されます。見事な藤とぼたんをお楽しみください。
・開催日時:2024年4月15日(月)~28日(日)は21時まで
・場所:
中山熊野神社(福岡県柳川市三橋町中山583-1)
立花いこいの森公園(福岡県柳川市三橋町中山547-1)
https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/kanko/meisho/2140.html
過去のライトアップの様子
■御花に宿泊して文化財を楽しむ夜を
文化財を含む敷地7000坪すべてが国指定名勝に指定された御花。
日本で唯一の、泊まれる国指定名勝です。
夜、筑後のドリンクを嗜みながら眺める庭園、
朝、柔らかな朝の光が文化財に差し込む・・・
今も変わることなく藩主の末裔が営む御屋敷で、
300年続く悠久のときの流れに心ゆだねるひとときをお楽しみいただけます。
ちょうど、「お舟で朝食プラン」が楽しい季節です。