この度、北欧デザインを通じて暮らしと文化を再発見するインテリアショップ「fremtiden」とデンマークを代表する北欧家具ブランド「フリッツ‧ハンセン」が共同で、フリッツ‧ハンセンのクラフツマンシップをテーマにした「FRITZ HANSEN EXHIBITION in 御花」を開催します。
このエキシビションでは、北欧デザインの美しさを日本の歴史的建築と融合させ、 地域文化と未来の暮らしを紡ぐ新たな価値を提案します。
文化財×北欧デザイン「FRITZ HANSEN EXHIBITION in 御花」
今回fremtidenとフリッツ・ハンセンが共同で、「御花」を舞台に「クラフツマンシップ」をテーマにしたエキシビションを開催します。北欧家具の象徴ともいえる「エッグチェア」の製造過程や工具類の展示、100畳の大広間での体験型展示が楽しめます。
今回の試みは、100年を超える歴史を持つこれらの3つの存在が手を取り合い、未来の暮らしに新たな価値を提案する特別なコラボレーションです。歴史的建築と北欧デザインが融合するこの空間で、地域の魅力を再発見し、未来を考えるインスピレーションをお届けします。
フリッツ・ハンセンの家具で特別に設えた「FRITZ HANSEN SUITE 」を期間限定で提供
文化財に面したスイートルームにフリッツ・ハンセンの家具で特別に設えた「FRITZ HANSEN SUITE」を2025年1月11日(土)から開始。この特別な空間で北欧デザインの世界観を存分に味わうことができます。また宿泊者限定で、夜は23時まで、朝は6時から文化財エリアの特別な空間を堪能できます。
対象のお部屋は「黒松」です。ご予約はこちらから
2月11日からは「さげもんめぐり」も開催
会期中の2月11日からは柳川独自の春の祭典「さげもんめぐり」が市内で開催されます。柳川の雛祭りを彩る「さげもん」は、江戸末期頃、女の子の初節句を祝うために古布で小物を作り飾ったのが始まりとされています。鶴や亀、三番叟など縁起の良い小物を袋状に仕立て、7個7連の49個と中央に2つの柳川まりを加えた計51個を竹の輪に吊るします。これは、人生50年といわれた時代に1年でも長生きしてほしいという親の願いが込められたものです。初節句の女の子の幸せと健康、無病息災、良縁を願いながら飾る「さげもん」は、親から子、子から孫へと受け継がれ、地域みんなで祝う温かな風習として今なお続いています。その伝統は、柳川の絆と心温まる思いやりを象徴しています。エキシビジョンとともに、さげもん祭りが彩る柳川の春を存分に楽しむことができます。
イベントトピックス
1. Photo Contest ― インスタでシェアする「FRITZ HANSEN×御花」
御花の美しい空間とフリッツ・ハンセンの家具が写った写真を、Instagramでシェアして参加しよう!「#御花フリッツ展」をつけて投稿いただいた方の中から、特に素敵な写真を投稿してくださった3名様に、特別な賞品をプレゼントします。
2. Music ― 音楽が紡ぐ特別な時間
御花のリニューアルを記念して制作された特別な音楽が、会場内に響きます。通常は宿泊者限定で聴けるこの音楽を、イベント期間中は特別に公開。歴史ある建築とフリッツ・ハンセンの家具が織りなす空間で、心地よい音楽を堪能してください。
3. Special Talk ― デザインと歴史を紐解くクロストーク
フリッツ・ハンセンのJAPAN代表・鈴木利昌氏と、北欧家具研究の若手トップランナー・京都工芸繊維大学の多田羅景太氏によるスペシャルトークイベントを開催。会場は御花を象徴する空間「大広間」。フリッツ・ハンセンの歴史やデザインゆかりの深いデザイナーとの関係等、その魅力について語り合います。
4. Guided Tour ― 学識者と巡るデザインの旅
北欧家具研究の第一人者である京都工芸繊維大学の多田羅景太氏が、御花会場を案内する特別ガイドツアーを実施。フリッツ・ハンセンとそのデザイナーの世界について、より深い学びと体験を提供します。歴史的建築と北欧デザインの融合を、学識者の解説とともにお楽しみください。
※イベントの詳細及び日程は「イベント特設サイト」をご参照ください。
FRITZ HANSEN EXHIBITION in 御花
開催日時:2025年2月8日(金)〜25日(火) 10:00〜16:00
入館料:一般1,000円 / 高校生500円 / 小中学生400円/未就学児 無料
会場:柳川藩主立花邸 御花
※ 駐車場はお近くの有料駐車場などをご利用ください。